SUBARU健康保険組合 太田記念病院

臨床研究に関する情報公開research

【リハビリテーション部】臨床研究に関する情報公開

脳梗塞患者に対するt-PA静注後の転帰先についての検討

研究の目的

脳梗塞発症の転帰先の予後予測は、機能的自立度評価法(FIM)が知られています。(伊藤、2011)。しかしながらFIMは“しているADL”を評価する方法であり、発症直後ではFIMのみでは判断が難しい場合があります。本研究にて転帰先の予後予測において、ベッド上でも評価できるNIHSS(「National Institutes of Health Stroke Scale」の略称で、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血など脳卒中の神経学的重症度を評価するスケールの一つ)がFIMを補完できるかどうかを検討しました。

研究の対象

当院にてt-PA(血栓溶解療法)を実施した患者様22名の患者様を対象としています。

協力をお願いする内容

本調査におきましては、対象となる患者様の医療情報(受診日時、行為の日時・手段・場所行為時の状況、受診時の身体的、精神的、入院の有無・治療後の状況等)を参考に調査いたします。カルテを後方視的に確認して行う研究であり、患者様に新たな負担をおかけする事はありません。

研究の期間

2023年11月27日から2024年6月16日までを予定しています。

個人情報の保護

本研究を実施するにあたっては、研究対象者の個人情報保護について、適用される法令、条例を遵守します。 また関係者は、研究対象者の個人情報および個人情報保護に最大限の努力を払い、本研究を行う上で知り得た個人情報を正当な理由なく漏らしません。関係者がその職を退いた後も同様とします。
研究で得られた結果は学会での発表を予定していますが、その際にも患者様の名前など、研究対象者を特定できる情報は含まれません。

お問合せ先

SUBARU健康保険組合 太田記念病院
リハビリテーション部 副部長 中村 純
TEL 0276-55-2200

診療受付時間
月曜〜金曜 午前8時30分~11時00分
土曜 午前8時30分~11時00分
休診 第2、4土曜・日曜日・祝日・年末年始・開院記念の日
外来診療担当表