当院でのRST回診記録から見えた、人工呼吸器装着患者への理学療法介入の課題

研究の目的

当院では週一回、呼吸ケアチームでの回診を行っていますが、回診で提案されたリハビリ内容が十分に実施されていないように感じていました。そこで回診で提案された内容と、実際のリハビリ内容に乖離がないか、また、回診での提案が有効であったかの振り返りを行う事としました。

研究の対象

2022年4月1日から2023年8月31日までの期間に当院に入院し、RST回診を行った91例のうち入院前からの人工呼吸器装着者、リハビリ未介入等を除外した83例を対象としました。

協力をお願いする内容

本調査におきましては、対象となる患者様のRST回診記録やリハビリテーション記録を後方視的に観察し、人工呼吸器装着期間・原疾患・年齢・リハビリ内容・退院転帰・退院時移動能力を集計し調査いたします。カルテを後方視的に確認して行う研究であり、患者様に新たな負担をおかけする事はありません。

研究の期間

2024年3月26日から2024年9月8日までを予定しています。

個人情報の保護

本研究を実施するにあたっては、研究対象者の個人情報保護について、適用される法令、条例を遵守します。 また関係者は、研究対象者の個人情報および個人情報保護に最大限の努力を払い、本研究を行う上で知り得た個人情報を正当な理由なく漏らしません。関係者がその職を退いた後も同様とします。
また、今回のデータ使用について同意を頂けない場合には、いつでも構いませんので下記連絡先まで連絡ください。その場合でも同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。
しかし学会誌等に論文掲載された以降にお問い合わせ頂いた場合は、データ除外のご要望にはお応えできかねる場合があります。

お問合せ先

SUBARU健康保険組合 太田記念病院
リハビリテーション部 副部長 中村 純
TEL：0276-55-2200