SUBARU健康保険組合 太田記念病院

【循環器内科】臨床研究に関する情報公開research

【循環器内科】臨床研究に関する情報公開

慢性血栓塞栓性肺高血圧症(Chronic thromboembolic Pulmonary Hypertension: CTEPH)に対する肺動脈バルーン形成術治療(Balloon pulmonary angioplasty:BPA) の有効性と安全性に関する多施設レジストリー研究

研究の目的

本研究の目的は、全国の慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対する肺動脈バルーン形成術治療実施医療機関から肺動脈バルーン形成術治療に関する情報を収集し、日本における肺動脈バルーン形成術治療の現状を把握、慢性血栓塞栓性肺高血圧症診療における肺動脈バルーン形成術治療の有効性・有益性・安全性およびリスクを明らかにすることです。本研究の成果は、将来の慢性血栓塞栓性肺高血圧症の診断・治療に役立つだけでなく、テーラーメード医療(個別的化医療)の実現化を推進することに繋がることが期待されます。

研究の対象

2028年3月までに当院で慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対して肺動脈バルーン形成術治療を受けられた方

協力をお願いする内容

登録日、初回該当施設受診日、患者匿名科番号、施行施設、性別、生年月、年齢、身長、体重、診断入院日、診断確定日、既往歴、診断時症状 WHO-FC [I, II, III, IV]、6分間歩距離、血中BNP値、右心カテーテル検査、HOT[在宅酸素療法]の有無、肺血流シンチの有無、肺動脈内膜摘除適応の有無、BPA前の肺動脈性肺高血圧症治療薬、抗凝固薬、抗凝固療法開始日、BPA施行日、BPA試行回数、治療血管、バルーンサイズ、透視被暴時間、造影剤量、合併症、BPA合併症に対する治療、治療死亡、転帰(死亡退院、生存退院)、イベント(入院、死亡、肺移植)、フォローアップ(フォローアップ入院日、診断時症状、WHO-FC (I, II, III, IV)、6分間歩行距離、血中BNP値、右心カテーテル検査、HOT[在宅酸素療法]の有無、PAH治療薬)等
この研究は、普段の診療で得られた上記の情報を研究のために解析してまとめるものです。研究のために、新たな検査等は行いません。ご自身またはご家族がこの研究の対象者にあたると思われる方でご質問がある場合、またはこの研究に診療の情報を使ってほしくないとのご意思がある場合は、遠慮なく下記の担当者までご連絡ください。お申し出以降は、その方の情報は本研究には利用せず、それ以前に本研究のために収集した情報があれば削除します。お申し出による不利益は一切ありません。ただし、すでに解析を終了している場合には、研究データから情報を削除できない場合がありますので、ご了承ください。

研究の期間

倫理審査承認日より2028年3月まで

個人情報の保護

お名前、住所等の個人を直接特定する情報については厳重に管理し、学会や学術雑誌等で公表する際には、個人を特定できない形で行います。
この研究で得られた情報を将来、二次利用する可能性や研究計画書を変更する場合があります。その場合は、倫理審査委員会での審議を経て、研究機関の長の許可を受けて実施されます。
二次利用する際に文書を公開する場合は、太田記念病院ホームページ上に掲示いたします。

お問合せ先

SUBARU健康保険組合 太田記念病院
循環器内科 部長 武中 宏樹
TEL 0276-55-2200

診療受付時間
月曜〜金曜 午前8時30分~11時00分
土曜 午前8時30分~11時00分
休診 第2、4土曜・日曜日・祝日・年末年始・開院記念の日
外来診療担当表