当院におけるLumen-apposing metal stent（LAMS: Hot AXIOSTM）の治療成績

研究の目的

発熱などを伴う膵仮性嚢胞や急性膵炎の合併症である被包化膵壊死は保存的加療のみでは感染制御が困難となることが多いのが現状です。その際には内視鏡的なドレナージ治療が推奨されています.　本邦では2018年9月により大口径の内視鏡的ドレナージデバイスであるHot AXIOSTＭsystemが保険収載され, 有用性が報告されてきております. 今回当院でHot AXIOSTＭsystemを使用した症例について検討し、有用性について明らかにしていきます。

研究の対象

2019年1月1日から2023年9月30日までの期間にLAMS留置を含めたEUS-TD（超音波内視鏡下経消化管的ドレナージ）を施行した患者様を対象としています。

協力をお願いする内容

本調査におきましては、対象となる患者様の医療情報（受診日時、行為の日時・手段・場所行為時の状況、受診時の身体的、精神的、入院の有無・治療後の状況等）を参考に調査いたします。カルテを後方視的に確認して行う研究であり、患者様に新たな負担をおかけする事はありません。

研究の期間

2024年2月19日から2024年6月1日までを予定しています。

個人情報の保護

本研究を実施するにあたっては、研究対象者の個人情報保護について、適用される法令、条例を遵守します。 また関係者は、研究対象者の個人情報および個人情報保護に最大限の努力を払い、本研究を行う上で知り得た個人情報を正当な理由なく漏らしません。関係者がその職を退いた後も同様とします。

また、今回のデータ使用について同意を頂けない場合には、いつでも構いませんので下記連絡先まで連絡ください。その場合でも同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。

しかし学会誌等に論文掲載された以降にお問い合わせ頂いた場合は、データ除外のご要望にはお応えできかねる場合があります。

お問合せ先

SUBARU健康保険組合　太田記念病院
消化器内科　野口　聡明
TEL　0276-55-2200