【循環器内科】臨床研究に関する情報公開
補助循環用ポンプカテーテルに関するレジストリ事業
(J-PVAD)
研究の目的
本研究は、補助循環用ポンプカテーテルの使用状況や性能に関する情報等を把握し、得られた情報を解析することにより、生存率や予後の改善等に影響を与える因子の探索(解析)を行い、今後の心原性ショック等の急性心不全の病態にある患者の救命治療についての臨床評価や臨床管理などに役立てます。また、補助循環用ポンプカテーテルの臨床上のリスクとベネフィットを明らかにし、適切な安全対策を推進し、適正な使用の普及に役立てることを目的としています。
研究の対象
当院循環器内科を受診し心原性ショック等の薬物療法抵抗性の急性心不全を来した患者を対象となります。
研究の期間
倫理承認日より2028年3月31日までを予定しております。
協力をお願いする内容
本調査の主な収集項目は以下のとおりです。
- ①患者背景ならびに病態
- ②機器使用後、退院時と抜去後30日の生存状況
- ③機器の使用に伴う治療成績および有害事象の発生状況
- ④機器の製品不具合およびデバイス情報
- ⑤その他、施設で取得が可能なデバイスの有用性等を評価するうえで必要な事項
カルテを後方視的に調査する研究であり、患者様に新たな負担をおかけすることはありません。
個人情報の保護
この研究にご参加いただいた場合、患者様から提供された診療情報などのこの研究に関するデータは、すぐには個人を特定できない形式に記号化した番号により管理されます。
この研究から得られた結果が、学会や医学雑誌などで公表されることはあります。このような場合にも、患者様のお名前など個人情報に関することは含まない形で公表されます。
また、今回のデータ使用について同意をいただけない場合には、いつでも構いませんので下記まで連絡ください。その場合でも今後の治療などに影響することはございません。
しかし学会発表後や学会誌等に論文掲載された以降にお問い合わせいただいた場合は、データ除外のご要望にはお答えできかねる場合があります。
【お問合せ先】
SUBARU健康保険組合 太田記念病院
循環器内科 医師 根本 尚彦
TEL:0276-55-2200




