SUBARU健康保険組合 太田記念病院

【小児科】臨床研究に関する情報公開research

【小児科】臨床研究に関する情報公開

小児(科)患者におけるインフルエンザワクチンの効果

研究の目的

インフルエンザはインフルエンザウイルスによっておこる、冬のかぜの王様です。インフルエンザワクチンで予防をします。ところが、インフルエンザワクチンは毎年接種しなければなりません。また、その予防効果は、接種する方の年齢や、流行するインフルエンザウイルスの種類などによって、毎年大きく変化します。
この研究(調査)では、インフルエンザワクチンの効果が実際にどうなのか(接種した人は、インフルエンザになりにくかったのかどうか)、というのを日常の診療の中で皆さんに特別な介入をせずに調べます。ここには、熱のあるお子さんを対象として、インフルエンザワクチンの効果と、新型コロナワクチンの効果を比較することを含みます。
小児科関連の他施設でも同様の調査を行い、他の施設の調査結果と比較したり、合わせたりして、ワクチンの効果を計算します。研究成果は、個人が特定できない形で公表します。その方法は学会発表、論文発表、報道等になります。

研究の対象

2013年11月1日より2028年9月30日までの間に、当院小児科を受診しインフルエンザの迅速抗原検査あるいはPCRなどの遺伝子検査を受けた方

研究の期間

倫理承認日より2028年9月30日までを予定しております。

協力をお願いする内容

本調査の主な収集項目は以下のとおりです。
ワクチン接種歴の有無の他、臨床情報(性、年齢、基礎疾患、他の疾患や併存疾患[新型コロナ含む]、免疫抑制状態、ワクチン接種回数[コロナワクチンなどその他の疾患のワクチン情報も含む]、ワクチンの種類、通園状況、症状の経過、臨床検査結果、入院の有無や入院の場合の入院時診断[入院理由]等
カルテを後方視的に調査する研究であり、患者様に新たな負担をおかけすることはありません。

個人情報の保護

この研究にご参加いただいた場合、患者様から提供された診療情報などのこの研究に関するデータは、すぐには個人を特定できない形式に記号化した番号により管理されます。
この研究から得られた結果が、学会や医学雑誌などで公表されることはあります。このような場合にも、患者様のお名前など個人情報に関することは含まない形で公表されます。
また、今回のデータ使用について同意をいただけない場合には、いつでも構いませんので下記まで連絡ください。その場合でも今後の治療などに影響することはございません。
しかし学会発表後や学会誌等に論文掲載された以降にお問い合わせいただいた場合は、データ除外のご要望にはお答えできかねる場合があります。

【お問合せ先】

SUBARU健康保険組合 太田記念病院
小児科 医師 堀 尚明
TEL:0276-55-2200

診療受付時間
月曜〜金曜 午前8時30分~11時00分
土曜 午前8時30分~11時00分
休診 第2、4土曜・日曜日・祝日・年末年始・開院記念の日
外来診療担当表