【リハビリテーション部】臨床研究に関する情報公開
血液透析患者が大腿骨近位部骨折を呈した歩行予後の検討
研究の目的
近年、血液透析をしている患者様は増加傾向にあります。特に下肢の力が低下すると言われており、転倒リスクの増加さらには大腿骨近位部骨折を起こしやすいと言われています。
本研究は、血液透析患者様が大腿骨近位部骨折を発症した際の歩行予後について知見を得ることを目的としています。
研究の対象
血液透析患者様で2013年1月~2023年3月までに大腿骨近位部骨折を受傷し、手術を施行した55例としました。
協力をお願いする内容
本調査においては、対象となる患者様の医療情報(年齢、性別、認知症の有無、採血結果、透析歴、手術待機期間、在院日数等)を参考に調査いたします。カルテを後方視的に調査する研究であり、患者様に新たな負担をおかけすることはありません。
個人情報の保護
本研究を実施するにあたっては、研究対象者の個人情報保護について、適用される法令等を遵守します。また関係者は、研究対象者の個人情報および個人情報保護に最大限の努力を払います。
また、今回のデータ使用について同意をいただけない場合には、いつでも構いませんので下記まで連絡ください。その場合でも今後の治療などに影響することはございません。
しかし学会誌等に論文掲載された以降にお問い合わせいただいた場合は、データ除外のご要望にはお答えできかねる場合があります。
お問合せ先
SUBARU健康保険組合 太田記念病院
リハビリテーション部 副部長 中村 純
TEL 0276-55-2200