【消化器内科】臨床研究に関する情報公開
切除不能または再発胆道癌に対するゲムシタビン/シスプラチン/デュルバルマブ(GCD)療法の実臨床における治療成績
研究の目的
高崎総合医療センターと共同研究機関では「切除不能または再発胆道癌に対するゲムシタビン/シスプラチン/デュルバルマブ(GCD)療法の実臨床における治療成績」という多機関共同の臨床研究を行っております。
2022年12月に本邦でも治癒切除不能な胆道癌に対してゲムシタビン/シスプラチン/デュルバルマブ(GCD)療法が保険承認されました。そこで実臨床におけるゲムシタビン/シスプラチン/デュルバルマブ(GCD)療法※の成績について検討を行います。
※3種類の点滴薬(デュルバルマブ、ゲムシタビン、シスプラチン)を組み合わせて使う治療法のこと。
そのため、対象調査期間中に切除不能または再発胆道癌に対するがん薬物療法を受けた患者さんのカルテ等の治療データを使用させて頂きます。
対象の薬物療法
- ゲムシタビン/シスプラチン/デュルバルマブ(GCD)療法
- ゲムシタビン/シスプラチン/S-1(GCS)療法
- ゲムシタビン/シスプラチン(GC)療法
研究の対象
対象調査期間中に切除不能または再発胆道癌に対するゲムシタビン/シスプラチン/デュルバルマブ(GCD)療法、ゲムシタビン/シスプラチン/S-1(GCS)療法及びゲムシタビン/シスプラチン(GC)療法の治療を受けた患者様です。
協力をお願いする内容
本調査におきましては、対象となる患者様の医療情報(受診日時、行為の日時・手段・場所行為時の状況、受診時の身体的、精神的、入院の有無・治療後の状況等)を参考に調査いたします。
したがって患者様に新たにご負担をおかけする事はありません。
研究期間
2024年12月29日から2024年12月31日までを予定しています。
個人情報の保護
本研究を実施するにあたっては、研究対象者の個人情報保護について、適用される法令、条例を遵守すします。
また関係者は、研究対象者の個人情報および個人情報保護に最大限の努力を払い、本研究を行う上で知り得た個人情報を正当な理由なく漏らしません。関係者がその職を退いた後も同様とします。
本研究で取り扱う患者さんの診療情報は、個人情報をすべて削除し、第三者にはどなたのものかわからないデータ(匿名化データ)として使用します。
患者さんの個人情報と匿名化データを結びつける情報(連結情報)は、本研究の個人情報管理者が研究終了まで慎重に管理し、研究の実施に必要な場合のみに参照します。また、研究終了時に完全に抹消します。
研究で得られた結果は学会での発表を予定していますが、その際にも患者様の名前など、研究対象者を特定できる情報は含まれません。
お問合せ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、今回のデータ使用について同意を頂けない場合には、いつでも構いませんので下記の連絡先まで連絡ください。その場合でも同意の有無が今後の治療などに影響することはございません。
SUBARU健康保険組合 太田記念病院
消化器内科 部長 伊島 正志
TEL:0276-55-2200
研究代表機関
高崎総合医療センター 臨床研究部 部長
研究代表者:柿﨑 暁
TEL:027-322-5901(代表)/ FAX:027-322-6111(代表)