SUBARU健康保険組合 太田記念病院

診療科紹介department

乳腺外科

7月の外来診療担当表

予約者のみ 吉田PM
14:00~16:00
予約者 及び紹介者のみ 森下 AM 後藤(與) AM
吉田 AM 吉田 AM 吉田 AM

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常勤医師の退職により、診療内容の変更がございます。何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

  • 手術:5月より休止
  • 外来診療:術後患者様のみで、良性疾患の患者様は、連携先のクリニックに紹介。
  • 新規患者様:予約制。新たに乳がんが見つかった場合は、近隣の施設に紹介。

主な乳腺疾患

乳がん

乳房の中には、乳汁をつくり、分泌するための乳腺組織があります。乳腺組織は、乳汁を作る小葉と、作られた乳汁を乳頭まで運ぶ乳管からできています。
乳がんは、この乳腺(乳管や小葉)の細胞ががん化し、異常に増殖することによってできる悪性腫瘍です。乳がんの90%は、乳管の細胞からできる「乳管がん」です。小葉から発生する乳がんも5~10%あり、「小葉がん」と呼ばれます。
がん細胞が乳管の中に留まっていて、乳管外に出ていないものを「非浸潤がん」と呼びます。がんが増殖し、乳管を破って外に広がったものは「浸潤がん」と呼びます。乳管から外に広がった「浸潤がん」は、血管やリンパ管にはいって全身に転移する可能性を秘めています。

乳がん
乳腺症

正常の乳腺は、女性ホルモンの変化に反応して増殖と萎縮をくりかえしています。生理前に胸が張って痛くなったり、生理後に胸の張りがなくなったりするのはこのためです。乳腺症は、女性ホルモンの影響で乳腺が張ったままの状態になり、しこりや痛みがある状態のことです。この変化は、生理をくりかえしているうちに一般的におこるものです。加齢にともなって増加しますが、閉経とともに軽減されます。厳密には乳腺症は病気ではなく、生理的変化の一環であり、基本的に治療の必要はありません。

線維腺腫

境界がはっきりしてよく動く手に触れやすいしこりです。20~30歳代の比較的若い女性に多く見られます。通常は2~3cm程度で成長がとまり、多くの場合治療の必要はありません。しかし、しこりが大きくなってくる場合は葉状腫瘍の可能性や美容的な面を考慮して、摘出手術を行うこともあります。

葉状腫瘍

乳腺の細胞から発生する乳がんと異なり、葉状腫瘍は乳管と乳管のあいだにある間質(かんしつ)の細胞が増殖し、腫瘍となったものです。しこりが急速に大きくなることがあるのが特徴ですが、超音波検査などの画像検査では線維腺腫とよく似ており、鑑別が難しい場合があります。葉状腫瘍には良性〜悪性まであり、多くの場合は良性ですが、悪性の場合は再発や他の臓器への転移の可能性があります。
治療は手術による腫瘤の切除が基本です。

乳腺炎

乳腺に炎症や細菌感染を起こし、赤く腫れたり、痛みや熱をもった状態です。授乳期におこることでよく知られていますが、授乳とは関係なくおこる場合もあります。主な乳腺炎について下記に紹介します。

急性うっ滞性乳腺炎(うつ乳)

授乳期に乳腺からの乳汁の流れが悪くなり、濃縮した乳汁の塊が乳管を閉塞し、その乳腺が腫れて痛い状態です。少し熱っぽく感じます。この時期であれば、授乳を続け、食事内容と十分な休養に注意をして生活し、適切なマッサージを行えば改善します。

急性化膿性乳腺炎

急性うっ滞性乳腺炎が悪化し、乳房の一部や全体が腫れて、痛み、皮膚の発赤、発熱を伴った状態です。乳頭から細菌がはいって感染を起こしていることが多く、抗生物質や消炎剤で治療します。膿がひどくたまっている場合(乳房膿瘍)は皮膚を切開して膿を出します。

肉芽腫性乳腺炎

乳腺の中に炎症が起こり、膿(うみ)がたまり、硬くしこりの様になったり、乳房の皮膚が赤くなったりして、痛みを伴います。マンモグラフィや超音波検査で乳がんと区別が難しい時は、針で組織を採取し、診断します。原因はよく分かっていませんが、自分の体の成分に対して異常な免疫反応が起こってしまう「自己免疫」が関与しているのではないかと言われています。最終出産より5年以内の妊娠可能な年齢の女性に多いと言われています。炎症なのでがんに変化することはありません。膿がたくさんたまっているときは切開することもあります。抗生剤は効かないことが多く、炎症を抑える作用のあるステロイドが有効です。ただ、治療に数カ月以上かかることや一旦良くなっても再発することがあります。

診療内容

精密検査について

検診で要精密検査と判定された方の2次精査や、乳房にしこりを感じた方や血性乳頭分泌が見られる方などの精密検査を行います。
なお、乳がん検診は総合健診部で行っています。

精密検査フロー図

担当医

  • 吉田 崇
    吉田 崇
    takashi yoshida
    主任部長
    • 日本乳癌学会乳腺指導医
    • 日本乳癌学会乳腺専門医
    • 日本乳癌学会評議員
    • 日本外科学会指導医
    • 日本外科学会専門医
    • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    • 日本乳癌検診学会評議員
    • 群馬県マンモグラフィ講習会講師