呼吸器内科紹介
呼吸器内科では肺がんをはじめとする悪性腫瘍、肺炎・膿胸・結核・非結核性抗酸菌症といった呼吸器感染症、間質性肺炎、気管支喘息、COPDなどの喫煙関連疾患、睡眠時無呼吸症候群等の診療を行っております。またこれらの疾患からくる呼吸不全についても診療しております。
医療は日々進歩しており各疾患においての新たな知見が増え、新たな検査の方法・新たな治療薬が出てきております。一方で各々の患者さんは年齢、性別、合併する疾患や健康状態も違っております。当然、個々の患者さんにとっての必要な検査や治療はそれに応じて変わってきます。
例えば間質性肺炎といってもその原因は様々です。リウマチ類縁疾患である膠原病から発症するもの、新たな薬剤の内服による薬剤性肺炎、無機物質の吸入によるじん肺や有機物質の吸入による過敏性肺炎、放射線による放射線肺臓炎等が原因のある間質性肺炎です。
原因のない間質性肺炎は特発性間質性肺炎との診断になり、さらに8疾患に分類されます。
当科では上記のどの間質性肺炎なのかを見極め、個々の患者さんにとってのベストな治療を選択していきます。他の疾患についても同様に的確な診断と適切な治療をするべく診療しております。
肺がん等の悪性腫瘍につきましては、当院では放射線治療ができないため、治療できる症例が限られてきます。放射線治療が必要な場合には他院をご紹介させていただいております。
皆様へのお願い
当科の診療は常勤医2名体制で行っております。適切な呼吸器診療を適切なタイミングで患者さんへ届けるために、当科では完全予約制をとらさせていただいております。
当科での診療をご希望の際には、かかりつけの先生にご相談後、紹介状をご準備いただき診療申込されますようよろしくお願いいたします。各患者さんの緊急性を加味しながら予約をおとりしています。
ご紹介される医療機関様へ
※外来診療予約の際は事前に診療情報提供書と診療申込書のFAXを地域医療連携課(FAX:0276-55-2382)までお送りください。担当医師にて内容を確認させて頂き診療が可能な場合、予約をお取りする形となります。
※健診によるレントゲンの異常でご紹介の際は、お手数をおかけしますが一度CTを撮影してご判断頂き、呼吸器内科で診療する必要がある場合、ご紹介をよろしくお願い致します。
※緊急の場合は、ご連絡頂ければ可能な限り対応致します。
※病態が安定された患者様につきましては、かかりつけの先生方へ再度ご紹介させて頂きますのでご理解とご協力の程、よろしくお願い致します。
担当医
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青木 史暁fumiaki aoki主任部長
- 日本呼吸器学会専門医
- 日本内科学会認定内科医
- 日本内科学会総合内科専門医
- 日本がん治療認定医機構認定医
- 群馬大学医学部非常勤講師
- 群馬県東保保健所感染症診査協議会委員
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青木 望nozomi aoki部長
- 日本呼吸器学会専門医
- 日本内科学会総合内科専門医