皮膚科紹介
当院皮膚科外来でよくみられる病気は、湿疹・皮膚炎、白癬(はくせん・水虫)、じんま疹です。これらでだいたい全体の半数を占めます。続いて、円形脱毛症、薬疹、尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、蜂窩織炎(ほうかしきえん・皮膚の細菌感染症)、水疱症、膠原病(こうげんびょう)、褥瘡(じょくそう・床ずれ)、熱傷、小外傷などです。内服・外用療法が中心ですが、粉瘤(ふんりゅう)、母斑(ぼはん・ほくろ)、脂肪腫などの良性腫瘍や小さな皮膚癌、陥入爪(かんにゅうそう・巻き爪)などの日帰り手術も行っています。悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)、有棘細胞癌(ゆうきょくさいぼうがん)などの皮膚癌は、当院では十分な対応ができませんので適切な施設(群馬大学病院など)に紹介いたします。
皮膚の病気はすぐに治るものと思っていらっしゃる方が少なくありません。内臓の病気と同じように皮膚病の中には治療に長い時間がかかるものもあります。自分の症状や病気についてインターネットで検索することが今や当然の世の中になりました。しかし、それらの情報は玉石混淆です。皮膚科専門医として正確な医学知識と適切な診療を提供したいと思っております。
担当医
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根岸 泉izumi negishi
- 日本皮膚科学会皮膚科専門医・指導医